ログイン

タイトル一覧

ページ [1] [2] [3] [4] 次の40件
  • 『飽食暖衣 逸居して教えざるは即ち 禽獣に近し』(2013年8月14日)

  • 3歳から12歳までの子育てについて (2013年4月28日)

  • 自分がこうなったのは親のせいだ(2012年10月2日)

  • リーダーシップのある校長先生を!(2012年8月17日)

  • 仕事と勉強 -社会人と学生のギャップ-(2012年4月23日)

  • PBLフェスタ2012に参加しました(2012年3月26日)

  • 「いいね」でつながる新しい政治(2012年3月19日)

  • 人の三大成長(2012年3月5日)

  • どうしてカーリングは「日本代表」ではなくてチーム名(例:チーム青森)」がそのまま日本代表になるのか?-人気スポーツのふとした疑問-(2012年2月20日)

  • 算数・数学を習う3つの理由(2012年2月6日)

  • ラオン先生の反復ネット
    サービス内容
    使い方
    お申し込み
    よくある質問
    お問い合わせ
    ログイン
    共通メニュー
    コラム
     
     

    コラム

    ニーチェの思想と漫画「ワンピース」の共通点
    (2011年9月26日)

    いつの時代にも子どもや若者に必要なものは、自分の心が躍る「夢」だと思います。



    どんな些細なことであっても、自分のとって大切な夢があって、それを追いかけていれば、心はいつも満ち足りているように思います。



    逆に、夢を阻害され、夢を忘れて成長すると、どんなに物が溢れていようとも心は満たされず、満たされてるために、いつも何かを求めるようになると思います。



    NHKの「100分で名著」という番組をご存知でしょうか。25分番組を4回にわかって名著を紹介する番組です。



    そこで、ニーチェが執筆した「ツァトゥストラ」という物語の話がありました。



    長く山篭りをしていた「ツァトゥストラ」が、ある日気付きを得て、山を降りるところから物語が始ります。



    山を降りたツァトゥストラが人だかりを見つけました。その人だかりの先には、綱渡りをしようとする男がいたそうです。



    男が綱を渡っている時に、それを見ていた人々は「できっこない」「止めた方がいい」とヒソヒソと話していました。



    そして、中盤まで渡ったところで、ピエロが現われ、綱をすいすい渡ると男の飛び越えました。そこでグラグラと揺れた綱によって、男は綱から落とされて死んでしまいました。



    この話しで例えられていることは、綱を渡る男が自分の夢を追う人で、見物する人は、夢を追う人を冷ややかな目で傍観する人です。



    そして、ピエロは夢を追う人を邪魔する者です。「ニヒリズム」とも言われていました。世の中を冷めた目で見る人のことを指すようです。




    さて、一方で、今子どもにも大人にも人気の「ワンピース」という漫画があります。



    主人公のルフィがとある理由から海軍へ攻めようとしていた時、そばにいた人が「そんなことをしたら死んじゃう。死んだら何にもならないじゃないか」と言います。



    そこでルフィは言います。「俺の夢は海賊王になることだ。こんなところで止まってたら絶対なれるわけねぇ。夢のために死ぬなら本望じゃないか」と。




    時として、人の夢は自らの命をも危険にさらすことがあります。そこまで行かないとしても、血のにじむような努力が必要なことがあります。ついつい、周りはそれを止めたくなります。また、叶いそうもない夢だと笑うことがあります。



    それは、ニーチェの時代でも現代でも変わらないようです。




    ですので、忘れないようにしなければいけません。夢を持つことと、夢を持つ人を応援する心を。






    コラムをお読み頂きましてありがとうございます。
    コラムを読まれたご感想、ご自身の思い・考えなどをお待ちしております。(ご投稿頂いたコメントは、当サイトに掲載させて頂く場合があります。)

    お名前
    学校名(未入力可)
    メールアドレス(未入力可)
    コメント

    個人情報の取り扱いについてお問合わせ特定商取引に関する法律に基づく表記