ログイン

タイトル一覧

ページ [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] 次の40件
  • 自由研究のテーマ(2011年8月22日)

  • 幸せ感を感じるのは客観的に自分を見ること!?(2011年8月15日)

  • カラダの雑学(2011年8月8日)

  • 自分の教育観を主張し合う社会にこそ(2011年8月1日)

  • 理想のリーダーって?(2011年7月25日)

  • 1番じゃなきゃダメな理由。(2011年7月19日)

  • アンペアを下げて家庭でも節電(2011年7月11日)

  • 欲求を抑える訓練は食事から(2011年7月4日)

  • 暑さ対策 -涼しさの演出と身体の不思議-(2011年6月27日)

  • イノベーションは女性がきっかけ(2011年6月20日)

  • ラオン先生の反復ネット
    サービス内容
    使い方
    お申し込み
    よくある質問
    お問い合わせ
    ログイン
    共通メニュー
    コラム
     
     

    コラム

    「終戦の詔書」に思う
    (2011年8月29日)

     毎年8月になると戦争に関する話題がテレビで放映しますが、今年は特に戦争に関する映画やドキュメンタリー番組が多かったように思います。



     個人的にはテレビ東京「池上彰の戦争を考えるSP 戦争はなぜ始まり どう終わるのか」とNHK「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」が、とても考えさせられました。



     「池上彰の...」は、終戦間際でクーデターの可能性があったエピソードがあり、簡単に終戦に向かったわけはないことを知りました。



     また、終戦決定には、賛成する大臣と反対する軍部との対立の中で、最後は昭和天皇による、いわゆる「御聖断」の影響力が大きかったということを改めて認識しました。



     昭和天皇は国民を想い、将来を案じられていたことが、「終戦の詔書」によってよくわかります。テレビでは「堪(た)え難(がた)きを堪え、忍(しの)び難きを忍び」のみがピックアップされるお言葉ですが、最後はこのように締めくくられています。



     宜(よろ)しく挙国(きょこく)一家(いっか)子孫相伝(あいつた)え、確(かた)く神州(しんしゅう)の不滅を信じ、任(にん)重くして道(みち)遠きを念(おも)い、総力を将来の建設に傾け、道義を篤(あつ)くし、志操(しそう)を鞏(かた)くし、誓(ちかっ)て国体の精華(せいか)を発揚(はつよう)し、世界の進運(しんうん)に後(おく)れざらむことを期(き)すべし。
    引用元:http://www.chukai.ne.jp/~masago/syuusen.html



     この現代語訳はこちらです。
     これからは国をあげて、子孫を残し、日本が決して滅ばないという確信を持たねばならない。その責任は重く、道は遠いが、総力を将来の建設に傾けねばならない。人道と正義を重んじ、強固な精神を保たねばならない。そうすれば、日本の誇りを高く掲げつつ、世界の進歩について行くことができるであろう。国民諸君には、どうかこの私の願いを実現してもらいたいと思う。
    引用元:http://homepage2.nifty.com/daimyoshibo/ppri/shusen.html



     このお言葉は、正に震災にまみえた今の日本に通じると感じます。それだけに、このお言葉は単なる戦争終結を伝えるだけはなく、同胞を深く想う気持ちにあふれた、とても愛情深いものに感じられます。



     そのように国民を想う天皇がいながら、なぜ泥沼の戦争をしたのか、その答えの一つが「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」で伝えられていました。



     その話しはまたの機会に記載致します。



     「終戦の詔書」の天皇の肉声はwikipediaで聴く事が出来ます。残念ながら、上記に挙げた最後の言葉は切れています。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%89%E9%9F%B3%E6%94%BE%E9%80%81






    コラムをお読み頂きましてありがとうございます。
    コラムを読まれたご感想、ご自身の思い・考えなどをお待ちしております。(ご投稿頂いたコメントは、当サイトに掲載させて頂く場合があります。)

    お名前
    学校名(未入力可)
    メールアドレス(未入力可)
    コメント

    個人情報の取り扱いについてお問合わせ特定商取引に関する法律に基づく表記