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時間のたし算・ひき算は習わない?(2006年7月5日) 反復練習.netでは、日々小学生算数向けの問題集を作っておりますが、2年生・3年生の問題を作ったときに、ふとあることを感じました。 それは、「時間のたし算・ひき算は習わない?」ということです。どういうことかと申しますと、たし算は「10+11=」といった計算方法を学びます。小学校で学ぶいくつかの単位(メートル、センチメートル、リットル、デシリットルなど)でも、「1m10cm+3m10cm=」というような計算も学びます。 しかしながら、時間については「5時間40分+2時間10分=」とは学ばないようです。あっても、「5時の30分後は何時何分でしょう。」や「8時30分の30分前は何時何分でしょう。」といった具合です。 その時に子どもたちがすることは、おもちゃ式の時計の針を動かしたり、できる子は、頭で時計を作って、針を動かすと思います。(大人でも同じではないでしょうか。) では、計算に必要な、なにをしていないかと申しますと、「繰り上がり」や「繰り下がり」の練習をしていないのです。 例えば、「4時16分の59分後は何時何分?」と聞かれましたら、どのように考えますか?やはり、時計の針を考えられるのだと思います。59分くらいなら、針が一回り分ですみますが、「4時26分の3時間43分後は何時何分?」はどうでしょう。時計の針があたまの中をぐるぐると回ってしまいそうですね。 そこで「繰り上がり」が出てきます。 「4時26分の3時間43分後は何時何分?」と聞かれた場合、まず26分+43分を考えます。これは、69分ですね。60分で1時間ですので、1時間が繰り上がりします。60分が繰り上がれば、残りは9分です。次に、4時+3時間を考えます。これは、7時ですね。先ほどの繰り上がりと合わせて、8時になります。つまり、「4時26分の3時間43分後は8時9分」となります。 このような計算方法は、小学校では(指導要領上では)習うこともないと思いますし、中学以降でも習わないことは、ご存知の通りです。 こういった計算方法を知っていると、生活に便利そうですが、いかがでしょうか。 ただ、この話しの結論として、「この計算方法を習いましょう」とか「学校の勉強は不十分です」といったことをお伝えするつもりは、ありません。 ふと気になったので、コラムとして書かせて頂きましたが、一つの結論を出すとするならば、「学校で習う勉強にも”あら”はあるようです(必ずしも完璧ではないようです)。テストの学力だけを重視するのではなく、本人の興味のあ る学習を重視することも一つの考え方」といったところでしょうか。
時間のたし算・ひき算は習わない?(2006年7月5日)