心に残った言葉 ドラマ「チャングムの誓い」より
(2011年10月24日)
韓国ドラマ好きな方からすると、「チャングムの誓い」はとても懐かしいかと思います。
まだ、韓流という言葉すら生まれてない時期に、NHKで放映されていた韓国ドラマです。
チャングムという主人公の女性が、母の遺言で宮中の女官になり、その最高位である最高尚宮(チェゴサングン)を目指す物語です。
同時に母の死の無念を晴らす物語でもありました。
宮中では、他人を蹴落としてより高い地位に上がることをもくろんだり、今の地位にしがみつくあまりに、地位の高い人の言いなりになる人ばかりでしたので、その陰謀の中でチャングムは大変辛い思いをしてきました。
物語では、目標としてきた最高尚宮(チェゴサングン)になることは出来ましたが、チャングム本人の希望により、宮中から離れることとなりました。
なぜ宮中に残らないのかと夫に聞かれた時の、チャングムの言葉が印象に残っていました。
宮中は華やかだけど実は虚しいところ
なんでも出来るようで、何も出来ないところ
たんさんの物が手に入るけど、最も大切なものを失うところ
お金や地位といったものだけを追いかける人生ではありたくないと感じます。