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    コラム

    孤独であるということ
    (2012年1月16日)

     題名からして暗いテーマではありますが、読んで頂いている方に質問です。



     「孤独」という言葉を使わずに、「孤独」という言葉を人(例えば外国人)に説明するとしたら、どのような表現になりますか。



     「ひとり」では、充分ではない気がします。例えば、ある日を「ひとり」で過ごしていたらからといって、それが孤独とは言いにくいですね。



     最低5個、出来れば10個くらいの言葉で表してみて下さい。



     なぜ、こうした質問をしたかと申しますと、あなた様のお子様(や生徒)がそういう様子になっていないか考えてもらいたいためです。また、もし読まれている方が父親でしたら、母親がそうした様子になっていないか考えてみて下さい。



     思いますに、大人でも自分が孤独と感じているかどうかは、なかなか気付けないのではないでしょうか。



     自覚症状の無い病のように、少しずつ心を蝕んでいくと思われます。



     子どもであれば、なおさらです。すごく悲しく辛い状態、それを大人になって「孤独」とわかるのだと思います。



     子どもの孤独を気付けるのは大人しかいないのです。しかし、わが子といえども、心の様子まではっきりわかるわけではありません。ですので、まずは言葉を噛み砕き、それをどのように表すかを考えるところがスタートになると思いました。



     毎日元気そうだからといって、欲しいものがたくさん手に入るからといって、だから孤独ではないとは言い切れません。もし孤独のサインが出てるとすれば、とても一瞬なことなのかも知れないです。



     特に男性の場合は、気持ちを汲む上で、このような言葉の噛み砕きはとても大切だと思います。子どもだけではなく、奥様の様子も考えて頂ければと思います。




     どんな子ども(母親)でも、「絶対孤独を感じてない」とは言い切れません。時にはこうしたことを深く考えてみることも大事かと思いました。






    コラムをお読み頂きましてありがとうございます。
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