どうしてカーリングは「日本代表」ではなくてチーム名(例:チーム青森)」がそのまま日本代表になるのか?-人気スポーツのふとした疑問-
(2012年2月20日)
ウィンタースポーツまっさかりですね。
スキーやスノボ、スケートに加え、最近は「カーリング」なんてのも若い人たちを中心に脚光を浴びているようです。
で、みなさん、不思議に思ったことないですか?
カーリングって、五輪など世界大会が開催されるとき「日本代表」じゃなくて
チーム名(例:チーム青森)とかなんですよね。
カーリングの代表選考について調べてみると、
確かに「カーリング日本代表決定戦」に勝ったチー ムがそのまま「日本代表 」となるようなのです。
いや、個人競技ならわかるんですけどね。
例えばマラソン選手権で、田中さんが優勝したら「田中さん、五輪切符!」とか
柔道選手権で山下さんが優勝したら「山下さん、五輪出場!」とか。
でもチームでやっている場合、例えば
野球で、巨人が優勝したから「巨人、オリンピック出場!」ってなりますかね。
Jリーグで、柏レイソルが優勝したから「レイソル、五輪代表」てなりますかね。
実はこのカーリングという種目、
ものすごくチームとの呼吸や信頼関係、あうんの呼吸が要求される競技だそうで、
あえて「日本代表」という組織を作らず、代表決定戦に勝ったチームをそのまま代表チームとしているんですって。
よくよく考えたら、テニスや卓球なんかの「ペア」がそうですよね。
別に個人の優勝・準優勝の2人が組んでペアに参加、なんてまずないですよね。
やっぱ2人のプレースタイルであったり持ち味であったり、呼吸であったり。
其のほかにもバトミントンやフィギアスケートも同じですね。
【今日の一言】
などなど、そういう見方をすると、ちょっとスポーツが「深く」味わえるかもしれませんよ。