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    コラム

    仕事と勉強 -社会人と学生のギャップ-
    (2012年4月23日)

     学生の間、大半の時間は勉強に費やされます。一方、社会人になると、大半の時間は仕事に費やされます。



     多くの社会人の方が感じると思われますが、この両者は大きく異なります。



     勉強はあくまで「自分のため」にやるものですが、仕事は「人のため」にやるものです。



     ですので、いくら勉強を頑張っても、「自分のため」という意識から抜けることは出来ません。



     一方で、少なくとも給与(報酬)をもらう「仕事」では、「人のため」という意識が前提でなくてはいけません。



     このことは、社会人なら当たり前ですし、学生であっても理解できるものだと思います。ですが、ひとたび学校に入れば「自分のため」という意識に舞い戻ってしまいます。



     この真逆な意識が、学生と社会人の大きなギャップであると思われます。



     しかし、学生の間でも「人のため」という意識を持つ時間はあります。例えばバイトであったりボランティアをする時間です。



     これらを経験し、自分は何が「人のため」になりうるのかを真剣に考えること、それが学生にとっての勉強とは違う課題なのかも知れません。






    コラムをお読み頂きましてありがとうございます。
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