3歳から12歳までの子育てについて
(2013年4月28日)
3歳から12歳までの、それぞれの段階での子育て、教育について、私なりの考えをまとめます。
まず、3歳から5歳までについて、この時期は人格形成の黄金期と思われまして、この時期でのことが、その子の人としての人格に、大きな影響を与えると思われます。
この時期は、走り回ったり、人と話をすることで、自分の興味のあること見たり、やったり、人と話したりします。
興味があることを、自分で色々見たりやったりすることで、知らないことを知ることが「おもしろい!」という気持ちが育ち、将来への学ぶことへのモチベーションにつながると思われます。
また、ジャングルジムやうんていなど、色々な運動もやってみたりします。そうした運動が「たのしい!」と感じていくことで、スポーツなど運動することへのモチベーションにつながると思われます。
とにかく自分がやりたようにやる時期ですので、時には、人をたたいたり、物をうばったり、人に泥をぶつけたりもします。人がいやがる言葉も言い放ちます。
人に対して何をしてはいけないかは、しっかりと伝える必要があります。出来れば、なぜやってはいけないかも、説明すると思います。すぐには理解しなくても、いずれ「なぜやってはいけないか」がわかることで、人への思いやり方もわかってくると思われます。
次に、6から8歳までは、多くのことを経験、体験させると良いと思います。
そのために、色々なところに旅行に行ったり、簡単な習い事をさせることもいいと思います。
それまで、自分の日常生活だけが世界でしたが、もっと様々な世界があることを、ここで学びます。
また、人社会にはルールや、やるべき方法があることも学びます。この時期で得たことが、「当たり前」といった考え方になると思われます。
この時期からは、自分のことは自分で決めさせるといいと思います。そうすることで、自分の考え、行動に責任を持てるようになります。しかし、家族など人にも影響を与えることは、ルールを作るといいですね。
家庭での、簡単な手伝いをさせても良いかと思います。そうして、自分が家族の一員であることを、感じていきます。
最後に、9から12歳までです。この時期は、目標達成や競争へのモチベーションが、これまでになく、かなり高くなります。
ですので、遊びでもルールをしっかり確認しますし、どうやったら勝てるか、懸命に考えます。
スポーツや勉強でも、自分が出来そうなことであれば、大体チャレンジしようとします。是非、色々とやらせて下さい。
苦手なスポーツや勉強でも、小さな目標を与えていけば、大人が思う以上にコツコツと頑張ります。「苦手そうだな」と思うことには、是非、練習に付き合ってもらえたらと思います。
得意なことであれば、人との競争の中に入れるのもいいと思います。そういった習い事や塾に通わせることも、いいと思います。
また、家庭での手伝いも色々と出来るようになります。料理、食器荒い、洗濯、掃除など、色々なことをやらせて下さい。