ログイン

タイトル一覧

ページ 前の40件 [5] [6] [7] [8] 次の40件
  • 足りない電力を太陽光パネルで賄った場合の試算(2011年4月4日)

  • 使いたい名言シリーズ(2) 『失ったものばかり数えるな』(2011年3月28日)

  • 震災と今後(都市機能の回復)(2011年3月22日)

  • 使いたい名言シリーズ(1) 『Why not ?』(2011年3月7日)

  • 学び合い(2011年2月28日)

  • 見えない力(2011年2月21日)

  • 街を変えた中学生(2011年2月14日)

  • 数字の不思議な一致(2011年2月7日)

  • お小遣い制は当たり前なのだろうか?(2011年1月31日)

  • 【泥んこ遊びの効果】子どものころに「泥んこ遊び」をしておくとグレなくなる!?(2011年1月24日)

  • ラオン先生の反復ネット
    サービス内容
    使い方
    お申し込み
    よくある質問
    お問い合わせ
    ログイン
    共通メニュー
    コラム
     
     

    コラム

    「勉強はいつまでするの?」 -ミヒャエル・エンデ 「モモ」より-
    (2009年11月24日)

    私は趣味で、サイクリングをするのですが、終わりが見えない長い道のりを走っているときは、子どもの頃に見たミヒャエル・エンデ作の「モモ」の中の言葉を思い出します。



    「モモ」のあらすじはこのようなものです。郊外の小さな町が舞台でして、住民は皆毎日ゆっくりと楽しく暮らしていく中で、突然「灰色の男」が現れ、住民に対して、いかに時間を無駄にして過ごしているかを、とうとうと語り、ついには住民達は時間の効率ばかりを気にして過ごすようになってしまいました。



    「灰色の男」とは「時間泥棒」と呼ばれ、人々から余裕の時間を盗む者で、小さな女の子「モモ」が住民を時間泥棒から解放する、というお話です。




    物語の中で、モモが隣人のおじいさんから勉強を習う風景があります。とてもたくさんのことを勉強するのだと思い、モモはおじいさんに問いかけました。



    「勉強はいつまでするの?」


    するとおじいさんは、ちょっと困った顔をして、こう返事をしました。


    「君の前に長い道がある。」


    「早くゴールをしたいと思って、ゴールばかりを見つめて、急いで進めば、とても疲れる。少しも楽しくないだろう。」


    「でも、目の前の一歩だけを見つめて、一歩また一歩だけを考えれば、いつの間にかゴールに着いている。疲れないし、楽しかったと思うかも知れない。」




    自転車の話に戻りますが、サイクリングをしているとついつい結果ばかりにこだわってしまう時があります。どのくらいの距離を走ったとか、どれだけの速さで走ったとか。


    ですが、結果だけにこだわっていると、自転車そのものがつまらないと感じている自分もいます。


    もともとは、季節や天気や時間帯によって移り変わっていく景色を楽しむために始めた自転車のはずでしたが、いつの間にか結果にこだわるようになっていたのです。




    勉強やスポーツも初めは楽しんでいたものでも、いつしか結果にこだわって、楽しさを忘れてしまうことが、往々としてあるのかも知れません。



    結果を求めて頑張ることも時には大事ですが、結果だけにこだわらないようにして、できれば今を楽しむことも、大事なのだと思います。







    コメントありがとうございます!

    『できれば今を楽しむことも、大事なのだと思います』 子供に今、勉強することが楽しいと感じさせてやりたいのに、、、 ♪今日も涙の、今日も涙の日が落ちる、日が落ちる♪ 「わからない」「できない」と怒り、殴る自分がいる。 子供でなくともわかるさ、「こんな親父と勉強したくないって!」 明日こそ、怒らない、殴らない、笑顔で、萎縮しないで勉強出来るようにしてあげなければ。 (あきらさん 2010年5月25日2時35分)


    コラムをお読み頂きましてありがとうございます。
    コラムを読まれたご感想、ご自身の思い・考えなどをお待ちしております。(ご投稿頂いたコメントは、当サイトに掲載させて頂く場合があります。)

    お名前
    学校名(未入力可)
    メールアドレス(未入力可)
    コメント

    個人情報の取り扱いについてお問合わせ特定商取引に関する法律に基づく表記