4月1日生まれは、どうして1つ前の学年になるのか? -学校が4月2日からはじまる不思議-
(2011年4月11日)
4月ですね。
入学、進学、就職・・・。
やはり桜の時期に新生活を迎えるって、なんかいいですね。
これが大和魂ってやつなんでしょうか。
さて、まあ、当然ですが、4月は4月1日から始まります。
会社の入社式なんかも4月1日ですよね。
ところが、学校の学年は「4月2日からはじまる」というのに、疑問を感じたことはないですか?
つまり4月1日生まれの人は、早生まれってことで、1つ前の学年になるんです。
不思議だと思いませんか?
実はこれ、7不思議でも都市伝説でもありません(当たり前だ!)
「1歳の定義」によるものなんです。
人はいつ、1歳年をとるのか。日本の法律では
「誕生日の前日の深夜12時限りをもって年齢を1つ加算する」という決まりになっています。
つまり、日本の法律では、生まれた日の前日に年をとる、と計算するのです。
4月1日生まれの人は、1年後の3月31日(深夜12時)に1歳、年をとるんです。
4月2日生まれの人は、1年後の4月1日に年をとるんです。
もうおわかりですね。
学校は4月1日から始まりますが、
4月1日生まれの人は、3月31日に満6歳を迎えるので前の学年(早生まれ)になり、
4月2日生まれの人は、4月1日に満6歳を迎えるので、学年の最初は4月2日生まれの人から、
というわけになるんです。
【今日の一言】
・・・信じるか信じないかは、あなたしだ(←いや、信じてください!)
【今日の一言】
残っているものは何じゃ。
出来ることは何じゃ。