風邪をひいたときの迷信、ウソ?ホント?
(2011年5月2日)
情けないことに、
風邪をこじらしてしまいました。
熱とかはないんですが、ずっと忙しくて気を張った生活してたところ
連休に入ってふと時間ができて、緊張がほぐれた途端、これですわ。。。
情けない話です。
みなさんも、季節の変わり目、お身体にはお気を付けください。
さて、せっかくなので、今日は風邪にまつわる迷信の「ウソ」「ホント」をお教えします。
「お教えします」ってなんだか偉そうですが、
前テレビ見てたらそういう企画をやっていたので、それをお話するだけです(笑)
■1.風邪をひいた時には、「汗をかいたらいい」
⇒これ、ウソです。
関係ないそうです。むしろ、汗をかくために無理に厚着をしたり、むやみに部屋の温度を上げたりする人もいるそうですが
そっちの方が逆効果だそうです。風邪を引いたときには、適度な温度・適度な湿度、
つまり寝やすい・過ごしやすい恰好が一番いいんだそうです。
<ではなぜ、そのような噂(迷信)が広まったのか。>
もともと、「熱を出したときには汗をかいたらいい」という迷信だったそうです。
それがいつしか転じて「風邪をひいたら汗をかいたほうがいい」となっていったそうなんですが
。
じゃあなぜ熱が出た時には汗をかけばいい、と考えたのか。
汗をかくと、体温が下がりますよね。
だから昔の人は風邪で熱が出た時も汗をかいたら
熱が下がって、治るんじゃないかと考えたんだそうです。
ただ、
□汗をかいて体温を下げるのは「運動によって熱が出たとき」で、
□風邪をひいた時の熱は「人間のからだがウイルスと闘っているため発生した熱」です。
つまり熱は熱でも全然違うんですね。汗をかいたからといって直接は関係ないそうです。
風邪をひいたときは、過ごしやすい格好を心がけましょう。
■2.風邪をひいたら、お風呂には入らない方がいい?
⇒これも、ウソです。
高い熱があったり、凄く寒気を感じたりして体力を消耗しているときは別ですが、
熱もなく軽い症状の時は、むしろお風呂に入ったり軽めのシャワーをあびるなどして
さっぱりしてぐっすり眠る、という方がよいそうです。
<ではなぜ、そのような噂(迷信)が広まったのか。>
昔の日本は、一家にお風呂があったわけじゃないですからね。
場合によっては遠くの方まで歩いていかなければならない環境にありました。
そうでなくても弱っている身体を往復の徒歩に加え、冬であれば湯冷めなども懸念されました。
なので「風邪をひいたらお風呂に入らない方がいい」と言われたそうですが
今は住宅環境がかわりましたからね。
軽くシャワーにあびてすっきりする程度なら医者も勧めているそうです。
※繰り返しますが、熱があったり、強い寒気があったりする場合は入浴は控えてくださいね。
風邪っぴきには風邪っぴきなりのお風呂の入り方がある、ということです。
どうです?少しはタメになりましたか?
【今日の一言】
つか、今回の僕の風邪って、「ノドが痛い」ってことなんだけど。。。
(熱も風呂もカンケーねえじゃん!!苦笑)