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「学び合い」を試みました
(2011年5月9日)

先日のコラムにて「学び合い」について触れました。




最近、この実践を試みてみましたので、そのご報告を兼ねまして、コラムに書きます。



学習内容は、「立方体の展開図のパターンを探す」というものです。子ども向けのタイトルは「サイコロになる形を作ろう」です。



参加児童は、5年生1人、4年生4人、1年生1人です。



立方体の展開図は11パターンありますが、それらのパターンは大人でもすぐに分かるものではありません。



また、立方体の展開図は小学4年生と中学1年生で扱いますが、授業においても展開図のパターンを児童一人一人が手にとって調べることは少ないと思いまして、こうした学習を取り入れました。



何より、手を使った学習は楽しい思い出になると思います。



それで、うまく「学び合い」が出来たかと申せば、まだまだそうした形を成していませんでした。



どうしても、自分が「パターンを見つける一番目になりたい」という気持ちが前面に出ていて、他の人と話し合ったり、相談しあったりする状況にはなりませんでした。



わかってはいたことですが、自然に学び合う状況にはなりにくいようです。やはり大人が道筋を作っていく必要があります。



どういった道筋であれば、うまく学び合えるか、それを今後の実践で見つけていきたいと思います。






コラムをお読み頂きましてありがとうございます。
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