ログイン
ラオン先生の反復ネット
サービス内容
使い方
お申し込み
よくある質問
お問い合わせ
ログイン
共通メニュー
コラム
 
 

コラム

LD(学習障碍)とは?
(2010年3月1日)

 LDという言葉を聞いたことはあるでしょうか。


 LDは学習障碍と呼ばれる障碍で、2005年度からの「発達障碍者支援法」の施行により、今まで支援の対象とならなかった、LDやADHD(注意欠陥多動性障碍)といった障碍に対して、国や自治体が支援の責任があるものとされました。


 学校教師(特に小学校教師)であれば、知って当たり前のことのようですが、一般的には、あまり知られていないと思われます。また、名前は知っていても、実際そういった子を、始めて目の当たりにすると、多くの方は驚きを覚えると思います。


 統計データではありませんが、ある話では、学校内の生徒の1割くらいは、LDではないか、といわれるくらいですので、実際はかなり身近ではないかと思われます。


 ここでは、LDの子は、どういった行動をするのか、ということから記載します。


 まず、LDは、学習障碍と言う名の通り、学習に関することに対して、困難さがあります。学習に関することとは、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」といったことです。これらのことが、身に付くのが比較的遅くなりがちなので、国語の作文を書く時間や、算数で計算する時間に、どうしたらいいかがわからず、なにもしなかったり、人にちょっかいを出してしまう傾向があるようです。また、言いたいことを、筋を通して、うまく話せなかったり、聞いたことをうまく覚えられないうまく理解できない、といったことがあるようです。


 このように挙げてみますと、どれも「そう言えば、自分が小学生の頃にもそういう子がいたかも知れない。」と思えたり、「自分も文を書くのは苦手」「自分も計算は苦手」と思えることもあるので、障碍そのものは、あまり特別なことではないかも知れません。


 ただし、傾向としては強くあるので、人によっては「なまけている」「ふざけている」というように感じられることもあると思われます。


 LDの子どもへの対応について、細かいことは、いずれお伝えしたいと思いますが、総じて考えますと、相手に対する「思いやり」が一番なのだと思います。聞き取りにくいようであれば、ゆっくり話す、数字が苦手のようであれば、絵を使って教える、などです。







コラムをお読み頂きましてありがとうございます。
コラムを読まれたご感想、ご自身の思い・考えなどをお待ちしております。(ご投稿頂いたコメントは、当サイトに掲載させて頂く場合があります。)

お名前
学校名(未入力可)
メールアドレス(未入力可)
コメント

個人情報の取り扱いについてお問合わせ特定商取引に関する法律に基づく表記