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    コラム

    人の三大成長
    (2012年3月5日)

     人には人としての成長が3種類あるのではないかと考えておりまして、そのことについて書きます。



     その1つ目は、「努力成長」です。これは言わずもがなでして、汗をかいてコツコツ努力をしていれば、それに応じて少しずつ成長していく、というものですね。



     「努力」という言葉は、重い印象があって、特に子どもは嫌がりそうというイメージがありますが、自ら決めた目標や目的がはっきりしていれば、子どもの方がやっていけるものだと思います。



     住宅街で子ども達を見ると、遅くまで一輪車に乗ったり、縄跳びをしたり、リフティングをしたりする姿を見ていると、努力して成長したいと思う気持ちは、大人よりも強いかも知れないと思います。



     「努力」が「いや」という印象を持つのは、努力することを人から押し付けられ、さらにその結果、(本当に努力したかどうかに関わらず)あまりうまくいかなかった経験があるからかも知れません。




     2つ目は「失敗成長」です。失敗をすることで、次にはやらないようにしよう、こういうことに気を付けようという成長です。



     失敗するのは誰でも嫌ですし、それをきちんと受け止めることもさらに辛いと感じます。



     ですが、失敗を受け止めなければ、人としての成長は、とても低いものになってしまいます。



     そして、この「失敗を受け止める心」は、幼児期から小学生低学年くらいに養われるのではないかと考えております。



     この時期の失敗は小さいものですが、本人にとっては泣きたいくらいに辛いことです。ただ、それでもきちんと話をして、「こうすることは失敗だったんだ」「もうやらないようにしよう」とわからせて、そうした積み重ねによって失敗を受け止める心が養われるだと思います。



     逆に、その時期の失敗をあやふやにしてしまうと、その後成長した時にも、失敗を受け止めない人になっていくように感じます。




     さて、3つ目は「受容成長」です。これは努力したり、失敗を反省したりと汗をかくこととは異なり、素直に受け止める、という成長になります。



     小さい子どもほど、日々の受容成長は大きいと思います。「これはこうするんだよ」「これはしないようにね」と人から伝えられることを、疑問を持たず素直に受け止めて、どんどん吸収していっていると思います。



     しかし、年を経るたびに受容成長は難しくなります。人からの話を素直には受け止めず、疑いを持つことが出てきます。



     疑うことは、努力成長につながることがあるので、いいこともありますが、ただ疑いっぱなしで、努力成長にも受容成長にもならずに終わることも多いと思います。



     ですので、努力もしてるし、失敗への反省もしっかりしているけど、なかなか成長しないと思われる方は、人の話を素直に受け止めるという受容成長を意識されると、成長きっかけになるかも知れません。



     または、努力もしているし、人の話を素直に受け止めているけど、成長しない、という方は、自ら失敗からに逃げる傾向があるかも知れません。




     どれも簡単なことではありませんが、だからこそ人として得られるものの中でも最もすばらしい「成長」を得ることが出来るのだと思います。






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